<価格について>
最近はインターネットで調べたら数万円の仏像はあります。
そういう仏像のほとんどは海外で大量生産された仏像です。よっぽどのことが無い限り、その値段では日本の仏師は売れません。
それは仏像は、手間と時間がかかるので、そんな安い値段で出したら生活していけないからです。
<価格>
価格をおおまかにしか表記してないのはお客様の仏像を迎えるのが私の仕事なので、一体一体にかかる時間も手間も違う仏像ができるからです。
お客様の仏像を迎える時の目安を大まかに言うと
(材料費)+(仏様を迎えるのにかかった日数代)=価格となります
手間があまりかからなければ、日数も減るので価格は低くなります
極端に言いいますと
<不動明王のこの岩座と阿弥陀如来の台座を例にすると>
不動明王の岩座は阿弥陀如来の台座と比べるとだいぶ日数がかからないので価格は低くなります。

(台座)
不動明王の岩座

(台座)
阿弥陀如来の台座

<例>高さ30センチの不動明王の場合
日数 およそ1ヶ月 + 材料代 木曽ヒノキ )= 38万〜45万