木彫りの大日如来 仏壇用 仏師 坂上俊陽

大切な方を亡くされて、その方の為に仏様を迎えたい。そのような思いで私に木彫りの仏像を注文する方が多いです。今回のお客様もそのような優しい思いをもっているお客様です。

台座の模様は、お客様と相談して、大切な方が好きだった花や模様を入れていきました。

体内には、お客様に、思いを書いてもらった巻物を入れます。どんな思いで、どのような経緯でこの仏様が迎えられたのか。こうして次の世代へと繋いでいきます。 

お客様の思いを形にしていく事は、本当に難しく責任のある、お仕事です。全国から、こうして、私のもとへ来て、思いを伝え、お願いして下さる方がいます。そういう思いに真摯に向き合う事が、本当の手仕事の良さなのだと思います。