今回は木彫りの恵比寿像のご依頼です。
ふっくらと笑顔の表情をご希望でした。
職人の手によって、木材が愛らしい恵比寿様へと姿を変えていく様子をお届けします。
1. 木取り(きどり 恵比寿像の彫り出す場所を探す
まずは、恵比寿様の豊かな表情を彫り出すための最適な木材を選びます。木目の流れを読み、どこに顔があり、どこにふくよかな体があるのか。木を見ながら、設計図を描きます。
2. 荒彫り(あらぼり)
大きなノミを使い、木材から余分な部分を大胆に取り除いていきます。この段階ではまだ形は整っていませんが、少しずつ恵比寿様の「ふっくらとしたシルエット」が浮かび上がり、工房に木の香りが広がります。
3. 仕上げ彫り — 笑顔の細部を整える
小さな彫刻刀に持ち替え、優しげな目元、福々しい頬、そして見ているこちらまで幸せになるような「柔らかな微笑み」を彫り込んでいきます。一彫りごとに、恵比寿様に命が宿っていく瞬間です。
4. 仕上げ — 心が温まる質感へ
最後に刃物で表面を滑らかに整えます。触れたときに木本来の温もりを感じられるよう、丁寧に仕上げます。毎日触れて、笑顔になれるような優しい質感を大切にしています。
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