仏師が教える仏像の選び方 価格について

仏像の選び方 価格、値段、宗派について
(この記事は2019年11月22日に更新されました)

インターネットで仏像を買おうと思って調べると沢山あり過ぎてわからない。
「どの位の値段で、どの様な仏像を選んでいいか分からない」
そんな方へ向けて書いています。



はじめまして。
私は石川県金沢市で仏師(仏像彫刻のお仕事)をしている坂上俊陽と申します


仏像は美術館でも企画展が行われる程、注目されインターネットで多く販売されています。
一般の方は何を基準にして選べば分からないと思いますので、この記事では、まず第1章で仏像の値段を5種類に分けて紹介したいと思います。



{目次}
第1章
1飾れる仏像
2大量生産の海外製品仏像
3大量生産の手彫り海外仏像
4国内の若手仏師、職人の仏像
5大御所の仏像


1、飾れる仏像


最近、よく目にする様になりました。飾れる仏像をコンセプトにインテリアとして置く仏像。人気の仏像の模刻品が多いです。こちらは、海外で大量生産されていますが細部も再現してあります。2万円から15万円程

特徴
・マンションにも置けるのでインテリアとして飾れる。
・仏壇に置くには少し違和感が、ある仏像もあります。確認してからが良いですね。

 


2、大量生産の海外製品仏像

2、大量生産の海外製品仏像
最もインターネットで見る仏像です。仏壇に入れる様に海外で大量に機械で作られていますので、値段も1万円から8万円程で買い求めやすいです。

特徴
・お安めの値段で仏壇用の仏像が買える
・既製品が多いのでサイズやオーダーは難しい。
・宗派ごとに仏像の形が違うので買う時自分の宗派の仏像かどうか確認してからがオススメ

 


3、大量生産の手彫りの海外製品仏像


大量生産の機械彫りに細かい仕上げを手彫りで入れています。なので彫刻刀のタッチが出ます。10万円から30万円と幅広いのをよく見ます

特徴
・手彫りのタッチを好む方が多いのでそういう方にオススメ。
・手彫りを加えているので値段も高めなので国産と間違えやすい。確認してからが良いです。

 


4、国内の若手仏師、職人の仏像


学校で勉強した方や仏師に弟子入りして独立した若手仏師の仏像。知名度のない頃は値段も海外製品と比べられて安くなりやすいです。若くて腕の良い方も沢山出て来ています。仏像の種類によっても変わりますが仏壇に入れる阿弥陀如来像 値段は25万〜50万円程

特徴
・実際に本人に会える場合が多くサイズやオーダーに合わせて作ってもらえます。
・修理も受け付けてくれやすい
・値段は受注の為、海外の大量生産より高くなってしまいます。

 


5、大御所仏師の仏像


こちらは、よくメディアで目にする様な方や長いキャリアを持つ方です。師匠と呼ばれる方です。こちらで頼めば間違いないという仏像ですが仲介業者を通して買う場合や贋作もあるので信用ある所で頼んで下さい。直接、頼めるのであれば頼むと良いです。

 

特徴

・完成度の高い仏像がお願いできる

値段は差があり過ぎるので直接、本人に問い合わせて下さい。

 


次回の更新内容は、仏像の価格の差、宗派の違いを載せて行く予定です。


仏師が、仏像の宗派の違いや国産の仏像の違いなど分からないことをメールマガジンで配信。