<仏像彫刻の材料を探している方>

仏像彫刻で使っている良い檜をお客様のサイズに合わせて切り売りします。

仏像を彫る仕事をしている身として仏像の木材の相談がよく来ます。

 

個人的には木目が細かく質感の良い木曽檜。また柾目の木目をお勧めしています。

その理由を載せていこうと思います。

<まず木材は極端に言うと柾目板目があると思って下さい。>

・柾目とは真っ直ぐに木目が出ている木材です。
柾目は板目と比べて彫りやすく顔やお腹に木目が出にくいいです。


・板目とは木目が平行に通っていない。山形や波形の木目。

板目で取ると彫にくく顔やお腹の部分に波形の模様が来て見た目が悪くなる事があります。


図で載せます。手書きでごめんなさい。

図で分かるように柾目で切る事の出来る部分は限られていますのでその分、少し高価になります。マグロで言うトロの様な所です


<普通のヒノキと木曽檜の違い>

木目の幅と質感が全く違います。写真で確認して下さい。


ヒノキの彫刻は木目が細かい方が彫りやすく見た目も木曽檜が良いです。

<他に注意する事>
・木材を使う向き
立っている木を輪切りにした頂点の部分を木口といい、その部分は彫りにくいので仏像の頭に持ってきます。横にしてしまうと大変難しい事になります。


・木材の節や木目
木材に節があると、その周りは彫刻が難しくなります。また、それだけではなく割れやすいですので避けた方が良いです。
また木目が極端に斜めに流れていたりするのも彫りにくいです。

 

 

当工房の木材について


実際に自分で目利きして良い木曽檜だけを仕入れています。

 

基本的には柾目で切ります。

(板目が要望の場合は板目で切ります。)


節や木目、質感を考慮して彫りやすく製材しています。


実際に仏像彫刻のお仕事で使う様な木材を提供していますので喜ばれています。

 

毎月、頼まれる方が多くいますので切り売りの相談の方は、時間の余裕を持って連絡して下さい。


相談の場合は以下の内容を教えて頂けますとスムーズに対応出来ます。

1、木材の寸法 高さ、幅、奥行き
2、どんなものを彫るか。立ちの阿弥陀様など。予算はいくらか。
3、彫刻経験者か初心者か

よろしくお願いします。

メモ: * は入力必須項目です

問い合わせはこちら

(メール)

toshiharu.sakagami@gmail.com

(電話)

076 207 4672

 

こちらのサイトでお地蔵様の彫り方を無料公開しています⬇