2024年

9月

18日

能登半島地震 穴水 仏像の応急処置活動

 

国の文化財レスキュー事業として能登半島地震で仏像の被害があったお寺様へお伺いしています。

 

今回は、基本的に修理・修復ではなく応急処置という活動になります。

 

前回は仏像の本体を中心に処置をしました。今回は台座になります。

 

 

台座の一部

 

八角形の台座は接合しているので、どうしても壊れやすい部分になります。

 

この部分を先に膠で接着します。

 

このままでは強度が弱いので補強もしておきます。

 

 

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2024年

9月

03日

手のひらサイズの仏様 小さい仏像販売

今回のご依頼はデザインやシルエットのオーダーも含めた仏様になります。

台座はシンプルで光背がないので本体が際立ちますので宜しければ完成までの様子をご覧下さい。


今回のご依頼


石川県のお客様

仏壇はないのですが床の間に置いて、いつも心静かに拝む毎日を過ごしたいとお話しされていました。



図案を描きました。


使用する木材は檜の中でも質感、木目の細かさも含め最高級のヒノキである木曽ヒノキを使用します。木曽檜は木目の幅が狭く彫刻をする際に木目が目立ちません。彫刻の表現が際立ちます。
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2024年

8月

11日

10月26日 本尊 薬師如来佛 開眼記念法要のご案内

当工房で真言宗豊山派寺院 薬師寺さまの本尊の模刻を手がけています。

 

本尊は秘仏となっており常に見ることは出来ません。そこで参拝可能な模刻仏像のご依頼をいただきました。

 

1026日にお披露目会がありますのでよろしければお立ち寄りください。

 

午前中は法話や開眼供養が行われます。午後からはイベントが開催されます。商店街の秋まつりの日に行うので盛り上がりそうです。

寺院は商店街の中にあります。とても雰囲気の良い場所です。


タイムスケジュールになります。

 

 

 

私も参加予定です。

 

今のところ午後2時から午後4時の間でワークショップをやる予定です。

 

【内容】

仏像の木材で自分の箸を作ろう

時間 30

予約制

 

ワークショップ以外にも仏像彫刻の相談なども受け付けています。

仏像を彫っているけど分からないからアドバイスが欲しいという方も大歓迎です。




事前の予約連絡をして頂けたら対応します。

 

この機会にお会いできる事を楽しみにしています。

 

 

 

275-0011 千葉県習志野市大久保1丁目1714

真言宗豊山派寺院 薬師寺

(商店街の中にあります)

 

最寄駅 京成大久保駅 徒歩3

 

予約はこちら

toshiharu.sakagami@gmail.com

 

 

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2024年

8月

07日

能登半島 穴水町 仏像応急処置活動 3

能登半島 穴水町のお寺様 仏像の応急処置活動

応急処置活動とは
能登半島地震によって破損した仏像を対象にしています。後に修復することを前提とした応急的な方法を施します。

当工房では基本的に合成接着剤は使わず膠(にかわ)を使用して接着していきます。

膠はお湯に浸けると剥がすことができます。そうすることによって分解して修復する事が出来ます。

だいぶ破損があります。他にも破損していたのですが写真は一部になります。

 

今回も、だいぶ破損があります。他にも破損していたのですが写真は一部だけです。

 

 

状態を確認して段取り良く進めて行きます。

移動は金沢駅から特急バスとタクシー移動ですので5〜6時間程しか時間がとれず、この時間で完成出来るように進めます。

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2024年

6月

30日

能登半島 穴水町 仏像の応急処置


当工房では能登半島地震で被害の受けた仏像の応急処置活動を行っております。国の文化財レスキュー事業。

前回の活動に続き今回も穴水のお寺様になります。


穴水町は海が綺麗で晴れると気持ちが良いです。
実は先週から雨予報が続いていましたが、この日だけ綺麗に晴れ。

 


仏像の状態を確認しアシスタントと話し合って確認していきます。

破損状態が地震の大きさを物語っていました。
前回、訪れたお寺様の仏像と同じ壊れ方をしていました。

仏像を作る側として強度を考える機会にもなりました。

 

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