不動明王のお守り仏を追加しました

新作UPしました 引き続きUPします

仏像のまめ知識追加。他にもHPに追加しました

NHKの撮影 アナウンサーの中條誠子さんが来られました

11月1日から5日まで富山市アートギャラリー栄で木彫りの天神様 干支展をやります

 

 

場所 アートギャラリー栄  

富山市栄町1ー4−3 (黄色い看板が目印)

 

電話 076 424 0790

日時11月1日から11月5日まで

  午前10時から午後6時まで 最終日は午後5時まで

 

今の家に合う25センチ幅の天神様が一同に勢揃い!違うサイズも注文可能です 作家は全て井波で修業し全国で活躍する若手作家です

富山市で展示会をやります!7月18日から23日まで。     アートギャラリー栄

最近の出来事

現在 テレビの撮影中

2024年

3月

11日

水子供養 わらべ地蔵

今回のお仕事は水子供養のわらべ地蔵です。
お地蔵さんの子供の姿になります。顔と体の大きさのバランスを変える事よって幼いお地蔵さんになります。そこはお客様と相談して決めていきます。
笑顔でふっくらと優しい顔にしていきます。



木目の細かい基礎日のを使用します。ここから彫り出していきます。

 


ノコギリなどを使用し荒彫りで輪郭を出していきます。


大まかに体を彫り出します。

 


全体的に形を出して細かい所を仕上げ用の彫刻刀で整えていきます。

 


丁寧にじっくりと仕上げていきます。

 

 

完成

 

冥福を祈り、供養してあげたいと考える方も多いです。

そのような優しい思いを持って当工房にご依頼をして下さいました。

 

少しでも心の支えになるようなわらべ地蔵になる事を祈って彫り出していきます。

 

誰かにとって特別であればいい。その様なコンセプトで当工房はこれから出会うお客様にとって特別となる仏様を迎えていきたいと思います。

 

 

「仏像の注文について」

気軽にメールまたは電話で問い合わせ下さい。

 

工房 仏師 坂上俊陽

〒921-8021 

 

石川県金沢市御影町5−26

 

(電話)

076-207-4672

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2024年

3月

04日

仏師が彫り出す木彫りの大黒様

木彫りの大黒様

 

今回のご依頼は大黒様です。

 

大黒様は七福神の一人で五穀豊穣、商売繁盛、学業成就など縁起の良い神様として有名です。

 

事業をされている方からの注文が多く飛躍の意味を込めて動きを付けたポーズを入れる事が多いです。

 

踊り大黒天

 

踊り大黒天なども人気です。

 

ご依頼主様は新しい事業に挑戦していこうということで一歩踏み出して小槌を打ち出すポーズになりました。

 

今回は大まかに工程の紹介をします。

 

 

 

木材は木曽檜です。木目が詰まっているので顔を彫り出す時に優しい表情になりそうです。

 


荒彫りで形を出していきます。

 

木彫り大黒


叩きのみで形を出せるところまで出していきます。顔などの表情も出来るだけ叩いて出していきます。

 

木彫りの大黒天

 

小槌は別で作って、はめ込みます。おおまかな形が出来ました。

木彫りの大黒様

 

仕上げの工程になります。細部も綺麗に仕上げていきます。

 

細かい部分も綺麗にして完成となります。

全ての工程動画はYouTubeをご覧下さい。

 

 

仏像の問い合わせ、相談は気軽にご連絡ください。

 

〒921-8021 

石川県金沢市御影町5−26

076-207-4672

坂上彫刻

 

 

2024年

2月

21日

手のひらサイズの観音様

手のひらサイズの観音様:小さな仏像は個人のお客様から念持仏のようなお守り仏としてもご依頼をいただきます。

 

 

今回のお仕事は観音様のシルエットや衣を引き立たせます。

光背は無しで台座もシンプルになりました。

 

 

シンプルにすると仏様に目がいきますね。台座や光背をこだわるのも良いですが、今回みたいにシンプルにすると仏様が引き立ちます。こちらはお客様と相談したオリジナルのデザインです。

 

 

素材は木曽檜。木目の細かいヒノキです。質感も良いのでお客様にも喜ばれます。
ご縁をありがとうございます。

誰かにとって特別であればいい。その様なコンセプトで当工房はこれから出会うお客様にとって特別となる仏様を迎えていきたいと思います。

 

「仏像の注文について」

気軽に問い合わせ下さい。

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2024年

2月

03日

仏師の木彫り布袋様の魅力と作り方。手彫りのオリジナル仏像。

今回は当工房のオリジナルの布袋様の彫刻を紹介します。

 

布袋様(ほていさま)とは
七福神のうちの1人で袋を持った笑顔が印象的です。この袋の中には宝物がいっぱい入っています。
笑う門には福来るという縁起物として良く飾っているお家が多いです。

開運や夫婦円満、子宝、無病息災、商売繁盛、など、さまざまなものがあるといわれています。当工房には様々な思いを持って手彫りの仏像をご依頼される方が多いです。

木彫りの布袋様 販売
木彫りの布袋様

 

こちらが当工房のオリジナルの布袋様です。

お客様と相談して決めた図案になります。


早速、彫刻の様子を紹介していこうと思います。この木の塊から彫り出します。

木曽檜


木材は上質な木曽檜を使用します。
木目が細かいので顔の表情が綺麗に出ます。

木彫りの布袋様 通販

 

叩きのみで形を出していきます。ここは大きく木材を彫っていきます。

 

木彫りの布袋様 通販


大まかな形が出て来ました。お客様に確認してもらいオッケーが出たのでここから仕上げていきます。

 

木彫りの布袋様 彫り方

 

大きく彫り出したらたら刃物を持ち替えて形を整えていきます。

 ここからは木屑の量も少なくなります。慎重に仕上げていきます。

 

手彫りの布袋様 通販


細かいところは刃物をしっかり研いでいきます。

 

木彫りの七福神 販売

 

持ち物は別でつくります。今後、破損しても修理しやすくなります。

 

木彫りの七福神 販売

完成

工程を動画でまとめたのでショート動画をご覧ください。


 

『お客様の声』

凛々しい。早速玄関にお座りいただきました。主人もびっくりしていました。とても喜んでいます。有難うございました。ご縁に感謝します。

 

 

 

当工房は『誰かにとって特別であればいい』そのようなコンセプトで世界に一つの仏像を彫りだしています。

 

 

 

<世界に一つの仏像販売についての質問はこちらへ 気軽に相談して下さい。 

<工房 仏師 坂上俊陽>

〒921-8021

石川県金沢市御影町5−26

電話076−207−4672

toshiharu.sakagami@gmail.com

 

2024年

1月

19日

石川県金沢市 仏像の修理

能登半島地震の揺れで破損した仏像の修理をご依頼を頂きました。

仏像の修理 石川県

 

破損状態

 

台座は落下して破損が多い部分があります。光背は無い部分もあり触るとバラバラになりそうです。

 

 

仏像の修理 石川県

 

破損したパーツが多くあります。

 

この仏様はご先祖さまが大事にして何代も受け継いでいるようです。

台座は少し本来と違う順番や向きのものがありました。どうするか相談し今の状態で修理することになりました。

 

仏像の修理 石川県

 

一度、分解して綺麗にします。その後、破損した部分を直して組み立てます。

 

仏像の修理 石川県

 

あまり多くは公開出来ませんが綺麗になりました。

 

お客様も喜んでいただき嬉しい限りです。ご縁をありがとうございました。

 

問い合わせの際は、メールまたは電話でご連絡下さい。

MAIL:toshiharu.sakagami@gmail.com

 TEL :076-207-4672

 

2024年

1月

12日

能登地震復興支援について

『報告』

皆様から頂いた支援金は輪島の職人さんへ寄付させていただきました。皆様の支援に大変感謝しております。

また、お世話になっている金沢市のお寺へ仏像の修理ボランティアもさせていただいております。同じ石川県民として能登地方の復興を一刻も早くお祈りしております。

 

復興は長期になりますので、こちらも支援は続けていきます。

 

当工房でチャリティーステッカーを販売します。『祈り わらべ地蔵』

 

(ステッカーの説明)

 

祈り わらべ地蔵のステッカー

 

平穏な日々をお過ごせますよう祈りの思いを込めて販売します。

1000円で販売させて頂き、ステッカーの売り上げを被災している職人さんに寄附致します。

 

 

 

 

使い道がわからない方はスマートフォンにつけてお守り仏として使用してもらえたら嬉しいです。

 

 

 

微力で、かつ、どれだけのご支持を頂けるものなのかわからないのですが、まずはこちらで少しでも力になれたらと思っています。

 

 

 

能登地区は自然も食も豊かで、毎年何度も訪れ、思い出を作っている大切な場所です。

 

そんな安らぎの場所が被災し、身近な存在が気落ちしていたり、そこから現場の詳細を知ると、心がえぐられるようです。

 

 

 

 

東日本大震災では仏像修理のボランティアをさせて頂きましたが、今は現場に行っていい状況ではなく小さい子供もおります。

 

簡単に身動きがとれない状況で今の自分でも出来ることがないだろうかと思い、微力ですが、こちらの投稿をさせて頂きました。

 

こちらをお持ちになる方にも平穏な日々をお過ごしになられますよう祈っております。

 

 

ご希望頂ける方は送り先となる住所、氏名を明記しメッセージをお願いします。

(メール)

toshiharu.sakagami@gmail.com

 

 

2024年

1月

09日

安否報告

お知らせ 



今回の地震に伴い

多くの心配のご連絡を頂きありがとうございました。

大きな揺れと共に所々ものが落ちましたが大きな被害はありません。

能登地方の被災された方へお見舞い申し上げるとともにこれ以上の彼害がないことを祈っております。

2024年

1月

03日

仏師が彫る手作りの木彫り梟(フクロウ)

今回のお仕事は梟(フクロウ)です

不苦労=苦労しないという当て字があてられ「福が来る」「苦労がない」などを願った縁起物として好まれています。

 

今回のお仕事は知り合いからの注文です。


木彫りの梟を送りたい相手がお医者さんの仕事をしています。


相談した結果、本をめくっている感じのカジュアルな梟になりました。

 


大まかな形どり状態です。


綺麗にして目を入れ刻みを入れます。

 


こういうデフォルメすることはあまりする事はないのですが可愛らしいのが出来ました。


喜んでもらえると良いな。

2023年

12月

03日

仏像修理 富山県のお客様

 

前回の続きになります。前回の続きが見たい方は過去の投稿をご覧下さい。

 

続きはこちら→ 前回のブログ

煤を落としていくと元の金箔が見えて来ました。

 

 

手を外していきます。破損している手も数本ありました。手を外す時は慎重に行わないと破損するので緊張します。

手は金箔が無いので、新しく貼ります。

 


金具は錆落としをすると綺麗になりました。ただ破損している部分もあるので修理していきます。

 


手は新しく金箔を漆で貼りました。

 


全て取り付けます。仏様が嬉しそうに見えます。

 

 

台座と光背は古色仕上げで歴史を残しています。本体も馴染むように少し古色をします。

 


金箔の千手観音像が引き立ちました。

 

 

 

無事にお寺様に安置することが出来ました。

 

多くの方の祈りの対象となることを願っております。ご縁を有難うございました。

 

 

ショート動画もよろしければご覧下さい。

 

注文、問い合わせはメールまたは電話でご連絡ださい。

 

2023年

11月

29日

仏像修理 富山県のお寺様

今回は修理のお仕事を説明します。

富山県のお寺様からのご依頼です。


千手観音像と厨子になります。


修理は状態やご依頼主の思いによって仕上がりが毎回変わります。


よろしければ最後までご覧下さい。

 

 


まずは現状確認です。 

千手観音像は煤で黒くなっています。割れや腕の破損、金具が無い部分もありました。


今回は破損や無い部分を修理し煤も落とします。煤のある状態が良いというケースもありますが、今回は金箔の仏像であるので煤を落とし古色仕上げをしていきます。


なるべく今までの歩んできた仏像の歴史を維持するため、状態の良い部分は残しその雰囲気に合わせていきます。


 

こちらは厨子。

扉がうまく開かない所がありました。全体的に割れと歪みがあるのが原因でした。金具も劣化していました。


こちらは相談した結果、漆の塗り替えとなりました。内部は黒で金箔の仏像がひき立つようにします。


そして外側は朱塗りです。ただの朱塗りではなくあえて艶を消す艶消し技法を使います。こうすることにより朱色の深みが増して重厚感のある落ち着いた厨子になります。


個人的には漆の艶消し仕上げが好きなので気持ちが高ぶります。


 

先ずは千手観音像の煤落とし。仏像が傷まない方法を考えていきます。


本を読んだり知り合いに聞いたりしました。貴重な技術を教えていただき感謝しております。

ありがとうございました。



 

煤を落とすと割れが出て来ました。

こうした部分は新しい木を埋めて漆を塗っていきます。


 

金具の破損も目立ちます。今回は薄い真鍮なので新しくつくるのが難しいものでした。元の部品を使い修理していきました。

 

厨子は割れや破損が目立つので解体して修正。

 

金具も外しました。錆を落とし焼き付けをして綺麗にします。出来る限り元の部品を使います。

 

ここからはさらに煤落としをしていきます。

 

続きのブログも是非ご覧ください。

 

続きはこちら→次のブログ

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2023年

11月

25日

毘盧遮那仏 兵庫県姫路市のお寺様

 

今回のお仕事は兵庫県姫路市のお寺様からのご依頼です。

 

ご縁に感謝します。じっくり時間をかけて彫り出した仏様の様子を紹介したいと思います。よろしければご覧ください。最後に工程動画を載せておきますので、そちらもご覧ください。

 

 

ご依頼の仏像は毘盧遮那仏。びるしゃなぶつと読みます。東大寺の仏様で有名です。

 

今回の仏様も多くの方の祈りの対象となる事を祈って彫り出していきました。

 

図案を描きご依頼主と何度もやり取りをし図案を考えていきます。そして丁寧に木へ描いていきます。

 

 

木から彫り出す前に木取りをします。

 

大きい木材から仏様、台座、光背となる場所をイメージして切っていきます。ここから彫り出していきます。その様子は後ほどの動画でご覧下さい。

 

 

叩きのみを使い木から仏様を出していきます。一気に形を出していきます。

 

 

台座、光背も彫り出していきます。左右対称を意識していきます。

 

 

荒彫り後の状態です。だいぶ雰囲気が出てきます。この状態も個人的に好きです。

 

 

細かい彫刻を施していきます。光背や台座も。

 

 

仕上げの工程です。今回の仏様は螺髪(らほつ)の渦も彫り出していきます。ここが苦労しました。欠けてしまうとその部分だけバランスが崩れるので丁寧に彫り出します。

 

 

最後に眼を入れて完成です。

 

 

台座と光背を合わせるとこの様になります。

 

 

無事に安置出来ました。

 

多くの方の祈りの対象となることを願っています。ご縁を有難うございました。

 

 

【全工程動画はこちら】

 

当工房への問い合わせ、注文依頼の方はメールまたは電話でお問い合わせ下さい。

 

仏師 坂上俊陽

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2023年

10月

19日

念持仏の受注販売 小さい仏像

当工房には小さい仏像から大きい仏像まで様々な注文があります。


今回は小さい仏像です。念持仏と言って仏壇に入れるのではなく個人的に拝む仏様になります。

京都のお客様からご依頼をいただきました。本体のみのご依頼です。


 

先ずは木材選び 木目の細かい木曽檜を使用します。

顔がどこに来るのか、木目は邪魔にならないか考えることが沢山あります。

それが決まったら木材を加工します。

 

木から仏様を彫り出していきます。叩きのみの作業です。

 

今の段階は一気に木材を叩き落としていきます。

 

 

荒彫りが終わりました。結構、形を出しておきます。

 

仕上げの彫刻刀に持ち替えて丁寧に形を出しました。

 

完成


 

・お客様からメールをいただきました。

『優しいお顔と優雅な姿、繊細な手の動きに感動しております。毎日拝み毎日見守られて過ごしたいと思っています。有難うございました。』

 

嬉しいお言葉有難うございます。これから出会うお客様にとって特別となるような仏様を木から掘り出していけたらと思います。

 

 

注文、問い合わせは気軽にご連絡ください。

 

動画で一連の行程を見たい方はこちらをどうぞ

2023年

9月

07日

龍の彫刻 オーダーメイド販売

今回のお仕事は木彫りの龍です。オーダーメイドなので世界に一つのこだわり龍を彫り出します。

今回の龍の構図は複雑なので先ずは粘土でつくります。

先ずは顔と手足をつくります。

後ほど針金で胴体とくっ付けます。

粘土でつくるので補強用の心棒が必要になります。顔に差し込み胴体は硬い針金を使用しました。

 

胴体に肉付けをしていき粘土をのせます。

 

 

足や手は針金で縛り付け粘土でおさえます。

 

 

大まかな形が出来ました。

 

 

ショート動画はこちら

 

 

これを元に木彫りをしていきます。

注文、問い合わせは気軽にどうぞ。

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2023年

8月

28日

仏像の修理

今回のお客様は海外のお客様です。愛染明王になります。

腕や持物がない状態でしたのでお客様と英語で打ち合わせをして直していきます。
小さいので持ち物は大変ですが丁寧に仕上げていこうと思います。


仏像の修理はお時間がかかりますので時間の余裕を持ってご連絡下さい。

2023年

6月

05日

木彫りのお地蔵様 千葉県のお客様

木彫りのお地蔵様を木から出していきます。前回の続きからです。

 

荒彫りで形を出していきます。

 

同時に台座もつくってバランスを確かめていきます。

 

 

仏像の台座はパーツでつくっていくことが多いです。

 

 

図案を木に描いていきます。ここで綺麗に描かないと仕上がりに影響が出ます。

 

 

 

このようになります。光背は円光背となります。

 

 

 

台座、光背、本体が揃いました。

 

 

台座と光背と本体を組み立てます。 小さいので慎重に行います。

 

完成

 

 

 

動画で見たい方はこちら

 

2023年

6月

05日

木彫りの地蔵菩薩像 受注販売 千葉県のお客様

地蔵菩薩像のお仕事です。 千葉県のお客様。

 

地蔵菩薩はお地蔵さんと呼ばれ子供を守る仏様として道端に安置されることが多い仏様です。

 

子供を守るだけではなく苦しみから人を救うと言われています。

 

他にも、交通安全、水子祈願、子宝、豊作など沢山のご利益があり愛されている仏様です。

 

自分も毎朝、拝んでいます。当工房に依頼しに来てくださったお客様が頼んで良かったと心から思う仕事をしたいと思います。

 

出来上がる様子を御覧ください。

 

今回のお仕事は木目の細かい木曽檜を使用します。

 

ここから荒彫りをし形を出していきます。

 

 

 

叩きのみで仏様を出していきます。この段階で全体のイメージはを頭に入れておきます。

 

 

 

 

檜の香りと音が工房に鳴り響きます。

 

 

全体の形が出てきました。次は細部の形を出していきます。

 

 

続きの投稿は下記の画像をクリックしてください。

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2023年

3月

28日

北海道札幌市 仏像販売 不動明王像

北海道の札幌市へ不動明王像を納めに行きました。こちらの像になります。

不動明王像
・不動明王とは

悪を絶ち良い道にに導くことで救済します。憤怒の相を持ち恐ろしい表情をしているとされています。


実際は煩悩を
断ち切るよう導いてくれる仏で慈悲深いのです。かわいい子供を然る親のイメージですね。


こちらの不動明王像に魂を入れる為、先ずお寺様へ納めます。

実は、そのお寺様の本尊は自分が手がけた不動明王像です。

お客様は当工房の不動明王像を見て注文を

して下さいました。お寺様とお客様はご近所でした。


更に驚く事にお客様と住職は意気投合し、建築家であるお客様が、このお寺を新しく再建する事になりました。不動明王像が二人のご縁を結びつけ新しいお寺が誕生しました。

不動明王像の紹介は次回のブログで説明します。今回は新しく再建したお寺様の様子。


落慶法要 北海道札幌市北区 惠弘寺(えこうじ)の様子を書いていきます。

 

・落慶法要とは

お寺の修理や新しく再建した際に行われる儀式になります。

落慶法要

 

真ん中に当工房で手がけた不動明王像。

木曽檜を使った本堂に天井から光が入ります。その光が仏様を照らしています。入った瞬間に皆さん驚きます。

全国からお坊様が集まり落慶法要を行いました。

 

落慶法要
金の仏像

実はこちらのお地蔵様も当工房で修理を手がけました。

 

 

こちらのお寺様を迎えた様子はYouTubeから御覧ください。

 

 

こうして自分が手がけた仏様が多くの方の祈りの対象となる事に感動します。

素敵なご縁をありがとうございます。

 

当工房は誰かにとって特別であればそれで良い

 

そのようなコンセプトで多くの仏様を迎えていこうと思います。

 

仏像の問い合わせ、相談は気軽にご連絡ださい。

 

メール)

toshiharu.sakagami@gmail.com

 

(電話)

076-207-4672

 

2023年

3月

12日

【玉眼入りの仏像】 不動明王像

今回は玉眼の入った仏像を納めますので玉眼について説明します。

[玉眼とは]

仏像の眼の迫力を出す為に水晶やガラスで加工したレンズをはめ込む技法です。
外側から眼を入れるのではなく顔をお面のように切り眼をはめ込む部分をくり抜いて内側からレンズを入れていきます。
眼はレンズの裏側から描き白目は真綿で表現していきます。

文章では分かりにくいと思いますので画像で説明していきます。
雰囲気が一気に変わるので最後までご覧下さい。

不動明王像の顔で説明します。

玉眼の作り方

まだ眼を彫る前の状態 


このようにお面の状態になっています。いつの段階で、こうなっているかと言うと彫る前の段階でノコギリで鉋がけして木目を綺麗に合わせておきます。

玉眼入りお仏像

玉眼を入れるので眼を彫りました。眼の部分はくり抜いた状態です。

手に持っているのが玉眼です。当工房でつくりました。光の反射率によって見る側が動いても仏像と眼が合うようになるのが理想です。
小さいので、そこまで眼が合うかと言えば微妙なところですが、そこはもう少し研究します。


玉眼

レンズの裏側から眼を描いていきます。
裏側になりますので人で言う黒目から先に描かないと消えてしまいます。

玉眼の作り方

自分はどのくらいの色合いや大きさを確かめたいので一度紙でつくってから描きます。

白目は真綿を裏側から入れます。

これで眼は描けたので動かないように裏から固定します。レンズは木屑とボンドでパテを作ってくっ付ける方法が多いです。その際は表の面にパテがはみ出ないように注意が必要です。



最後は裏側から蓋をします。

玉眼

完成です。見ていただきありがとうございました。

当工房では義眼の技法も出来るのでリアルな眼を入れた仏像もいつかは完成してみたいと思っています。注文お待ちしております。
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2023年

2月

17日

木彫りの地蔵菩薩像 受注販売 千葉県

今回のお仕事は千葉県のお客様

仏像の台座をつくっています。

仏像の台座 下図の重要性

台座は下絵をしっかり考えて描かないと思っていたのと違ったという事になり兼ねない。

しかし、いつもと同じではなく少し変えてみたらどうなるか考えるのも面白い。

今日は少し考える一日。

喜んでもらえるといいな。

2023年

2月

15日

木彫り 大黒様 販売

当工房は仏師が、お客様の要望に応じてオリジナル大黒天を受注販売しています。

 

・大黒様について

大黒様は七福神の1人で日本では商売繁盛や開運などのご利益で求める方が多いです。

 

今回のお仕事は踊り大黒といい当工房で考えたオリジナルポーズをとっています。

躍進の意味も込めています。その横にウサギも彫る予定です。

 

ひと彫りひと彫り思いを込めて木から彫り出していこうと思います。

 

過去に納めた大黒様を見たい方はこちらをどうぞ。

 

大黒様の製作例 ←

 

オリジナルの図案を考えていきます。こちらが図案です。

 

こちらは仮図案ですので途中で、うさぎのポーズを変えていく予定です。

     


木彫は良い音が鳴るので荒彫りの様子をショート動画にしました。ご覧ください。

 

 

続きも載せておきます、

 

次回に続きます

木彫り 大黒様 販売

 

当工房では年間の受注数を制限しています。

 

それは仏様がお客様にとって大切であると同時に当工房にとっても大切なお仕事だと考えているからです。

 

これから出会いお客様にとって良い思い出となるような仏様を迎えていこうと思います。

 

 

当工房のお仕事は現在、インスタグラムやYouTubeで見ることが出来ますのでよろしければ御覧ください。

 

大黒様の注文、問い合わせもお気軽にどうぞ

2023年

2月

10日

念持仏の販売 阿弥陀如来

  1. 「念持仏」の概要
    • 「念持仏」とは何か

念持仏は仏像に入れる仏像と違い個人が身辺に持ち拝むための仏像です。

 

  • 「念持仏」の目的

 

平癒、願い事、商売繁盛など様々です。

お客様にとって特別な仏様となるようひと彫りひと彫り思いを込めてじっくり木から彫り出します。

  • 「念持仏」を使う際のポイント

 

当工房は樹齢1000年の屋久杉を使用しますので触っていくたびに味が出ます。

 

詳しくはこちらからどうぞ

 

さまざまな種類の念持仏があります。

念持仏のページはこちら

 

  • 「念持仏」を購入する際

 

こちらは月に1体限定ですので、お早めの予約をお願いします。

 

問い合わせ、注文はメールからどうぞ。

2023年

2月

06日

木彫り 虚空蔵菩薩像 受注販売

虚空蔵菩薩



今回のお仕事は虚空蔵菩薩像です。


この仏様の名前が難しく見えますので説明をします。


まず虚空という意味ですが 何も邪魔するものがなく、全てが存在する空間を示します。蔵は貯蔵という意味です。


この中に無限の知恵と幸福があり、その力を使い人々を救うと言う菩薩です。


今回のお客様も素敵な思いを持って当工房に依頼をしてくださいました。無限の知恵と幸福までとはいきませんがご利益があると嬉しいです。

虚空蔵菩薩 木彫り

「受注数を制限」

 

当工房では年間の受注数を制限しています。

それは、仏様がお客様にとって大切であると同時に当工房にとっても大切なお仕事だと考えているからです。

 

木彫りの虚空蔵菩薩販売

丁寧に仏様を木から出していきます。

 

じっくり時間をかけた仏様が木から出てくる工程も見てもらいたいと思っています。(現在はYouTubeはインスタグラムから見ることが可能)

 

工程はこちらのYouTubeからご覧下さい。

 

 

 

当工房に仏様を依頼する方は何かしら特別な思いをもって訪ねに来てくださいます。

 

依頼して頂いたお客様の心の支えになれるように少しでも良い仕事が出来るよう励んでまいります。

 

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2023年

1月

20日

木彫りの歓喜童子

今回のお仕事は歓喜童子です。

手が4本あり特徴的な事物を持つ仏様。顔はわらべのような優しいお顔です。


 

木の塊から彫り出します。

 

 

荒彫りでおおまかに出していきます。この段階はブロックごとに彫り出していく感じになります。

 

 

事物も丁寧に彫り上げます。

小さいので慎重に彫ります。

 

 

荒彫りが終わりました。本当はもう少し彫り出したいところですが今回は小さいのでここで終わりにします。

 

 

仕上げをして完成。ありがとうございました。

 

 

 

工程を動画にしたのでお時間があればご覧ください。2分ほどになります。

 

注文、問い合わせは気軽に相談してくださいね。

2023年

1月

10日

屋久杉の念持仏のオーダー販売

屋久杉の念持仏のお仕事を紹介します。

 

今回のお客様もすてきな問い合わせからオーダーをいただきました。

 

家に仏壇が無い方ですが、いずれ小さな仏像が欲しいと思っていたところ当工房のホームページに辿りついたようです。

 

ふとお守り仏を見ていたら優しそうな表情に目が止まり故人を偲ぶお守り仏をお願いしたいと連絡をしてくださいました。


本当に有難いです。

 

 

今回の木材はいつもの木曽檜と違い樹齢1000年を超える屋久杉です。滅多に手に入らないのでストックとして手元にあるものを使います。この状態だけで神秘的です。

 

木目も細かいですね。屋久杉は普通の杉と違って厳しい環境で育つので成長が遅く木目も細かくなります。長い間、厳しい環境で育った木というだけで感動してしまいますね。

 

 

今回は弥勒菩薩様を彫り出します。

 

いつもは、荒彫りで叩いて形を出していきますが、屋久杉の念持仏の場合は丁寧に慎重に彫り出していきます。

 

その分、お時間が掛かってしまいます。

他にも阿弥陀様の予約もありお待たせして申し訳ない気持ちです。丁寧に仕上げていますので、もうしばらくお待ちください。

 

      

完成しました。今回は飾りたいというお話せしたので桐箱も作りました。喜んでもらえるといいな。



ショート動画はこちら ↓

 


 

念持仏の注文は少しお待たせしてしまうと思いますが予約希望の方は電話、又はメールで気軽に連絡ください。

 

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2022年

12月

29日

木彫りの役行者(役小角)を彫り出します

今回は役行者(えんのぎょうじゃ)のお仕事です

役行者は山へ籠もって厳しい修行を行い悟りを開いた方です。修験道(しゅげんどう)で有名ですね。



今回のお客様は過去に阿弥陀様を納めた事があります。一生大事にすると言って毎日拝んでいるとお手紙を頂きました。嬉しい限りです。


そのお客様から相談のお電話がありました。


修験道(しゅげんどう)を行った際に役行者を知り、像を見て深く感動したそうです。そこで新たに役行者をお願い出来ないかという相談。


シルエット、服、事物などのは明確なイメージがあったので、それに合わせていきました。

 

鉋がけした木曽檜から仏様を出していきます。

 

作業工程は最後に動画で載せますので後ほどご覧下さい。

 

荒彫りで全体的な形だしをします。シルエット、服、事物などのは明確なイメージがあったので、それに合わせていきました。

 

 

細かい細部を入れていきます。錫杖や下駄、巻物も彫ります。

 

 

細部も出てきました。

 

 

眼を入れて完成

「修験道の修行は厳しいけども何処か穏やかな雰囲気にして欲しい」

 

顔の見本はありましたが表情が少しあいまいな表現でしたので、こちらで意味合いを少し加えていく事に。

 

辛い事があってもいつかは笑顔になれるようにと思いを込めた顔にしました。

 

 

完成までの流れを動画でまとめましたのでよろしければご覧ください。

 

 

 

『誰かにとって特別であればいい』

 

 

その様なコンセプトで当工房はこれから出会うお客様にとって特別となる仏様を迎えていきたいと思います。

 

・年間15体限定 完全予約制の仏像が出来上がる様子を公開しています。

 

問い合わせ、注文の方はメール又はお電話でよろしくお願いします。

2022年

11月

25日

小さい仏像 薬師如来像のオーダー販売

今回は大阪のお客様

病気の方の為に仏様を迎えたいという優しい気持ちを持ったお客様です。


[オーダー内容]
今回は光背は無しでシンプル台座。本体はデザイン持ち込みの仏様です。シワのラインが綺麗な仏様ですので是非、最後までご覧下さい。



鉋がけしたこの角材に仏様がいるので常に彫り出してあげる感覚です。


大まかに仏様を描いたら彫り出していきます。

図案を描いている状態で360度全方位のイメージをしています。図案は正面一枚だけです。

 

細かい部分も形を出していきます。

 


荒彫りで出来る限り形を出します。顔の表情も叩いて出します。個人的には荒彫りの音が好きです。

本当は手をもう少し出したいところですが折れたらやり直しになるのでここで終わりにします。

この段階が終わると仕上げ用の刃物に持ち替えます。



細かいところは沢山ありますが慎重に丁寧に彫ります。
完成が近くなるとお客様が喜んでくれるか考えるだけで楽しくなります。


 

こちらはショート動画です。

 


台座も彫ります。画像が多いので省略させていただきます。


 

完成


お客様と相談して迎えた仏様は自分にとってもかけがえのない仏様です。


独立して13年ほど経ちますが、既製品を売るのではなく注文を受けてからお客様だけの仏様をオーダーメイドで迎えていくスタイルを貫いています。

おかげさまで、それに賛同するお客様の予約が途切れた事がありません。



誰かにとって特別であればそれでいい


そのようなコンセプトで当工房はこれからも仏様を迎えていきたいと思います。

__________________________________

注文、問い合わせは気軽にご連絡ください。

坂上俊陽

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2022年

10月

30日

阿弥陀如来坐像完成 木彫り仏像

久しぶりの投稿で申し訳ありません。

阿弥陀如来坐像が完成しました。お客様と写真やメッセージを入念に繰り返し長い時間をかけて出来た阿弥陀様になります。

モデルとなる仏像を、お客様が見に行って写真を送ってもらう事もありました。本当にありがたいです。

完成するまでに沢山の方が見に来ていました。

この仏様良いですね。自然と手が拝みたくなりますと言って頂ける事も。

今回、シルエットや顔、手はかなり力を入れました。

全体
印相


ありがたい事にお客様から「穏やかなお顔で思索に耽っているような堂々とした像で満足しております。手本と同時に宮内家の護り仏として大事にさせて頂きます」と言って頂けました。

このような、お仕事に携わる事が出来て本当に嬉しい限りです。

また、この仏様を見て問い合わせして頂いた方もおられました。このご縁に感謝します。

本当にありがとうございました。

2022年

8月

14日

念持仏の販売 小さい仏像

当工房では念持仏の依頼も多いです。念持仏について説明します。

 

【念持仏とは]

日常的に身につけたり常に触れることの出来るところに置いたりして拝む仏像。持仏やお守り仏という場合もあります。

 

 

【仏壇に入れる仏像との違い】

仏壇に入れる仏像の場合は祖先をお祀りする目的が強いです。念持仏は個人が持つという意味合いが強いです。

 

 

【どんな理由で頼む?]

 

願い事や平癒の願いを込めて。家族が皆、笑顔でいられるように。など思いも様々です。

 

 

【戦国時代は武将も持っていた]


豊臣秀吉の三面大黒天、武田信玄の不動明王、真田幸村の地蔵菩薩など個人の想いや願望、信念を叶える為に彫られてきました。

 

【現代の念持仏の役割】

 

最近は生活様式も変わり、床の間が無い家も増えています。リビングに置きたい。手元に置きたいなど様々です。お客様に応じてデザインも変わって来ます。そうなると仏壇に入れる仏像をリビングに置くと仰々しくなってしまいます。

 

台座はシンプルで又は無しで光背のない念持仏にする場合が多いです。(台座や光背があると、取り扱いに困る場合があるからです。)

 

当工房でよく注文のある念持仏を何体か載せておきます。

 

樹齢1000年の屋久杉で彫る念持仏

当工房ではお守り仏と言っています。こちらは屋久杉は触っていくと味が出てくるので常に持ち運ぶようとしてつくっています。

 

様々な種類の仏様の念持仏があります。

 

詳しく見たい方はこちらのページもご覧ください。

 

お守り仏のページはこちら ←

 

 

こちらは平癒の願いを込めた念持仏です。
持ち運び出来るように少し硬めの山桜で仏様をつくりました。

 

 

こちらは家のリビングに置く念持仏ですので光背は無しで台座はシンプルなものになります。


注文や問い合わせはお気軽にお声掛けください。

2022年

8月

03日

小さい仏像販売 わらべ地蔵

当工房ではオーダーメイドの仏像を木から彫り出しています。お客様それぞれに思いがあるので、その思いを形にしたいと考えているからです。

 

お客様と相談して一から図案を考えていきます。

今回のわらべ地蔵は少し装飾がついています。顔は笑顔で心が和むようにと言う依頼です。

わらべ地蔵は童子タイプのお地蔵様になります。何頭身にするかでだいぶイメージが変わります。

 

小さい仏像

 

わらべ地蔵の図案

小さい仏像

じっくり丁寧にわらべ地蔵を木から彫り出します。

お地蔵様

 

叩きのみで形を出していきます。

 

 

『ユーチューブショート動画』

 

 

完成

 

お客様にとって特別な仏様でありたい。当工房はそんなお仕事を心がけていきたいと思います。

 

わらべ地蔵以外の仏像の注文をお考えの方も,気軽にご連絡ください。

 

自分で仏像を彫って見たい方向けに仏像彫刻のホームページもあります。ご覧ください。

2022年

7月

15日

仏壇の仏像の掃除方法 メンテナンス

木彫りの仏像の掃除方法を紹介します。

お盆になると先祖さまの為に仏壇や仏像を綺麗にする機会があると思います。その際に、木彫りの仏像をどの様に綺麗にして良いか分からないと言う声を聞きます。



まず、濡れふきんで拭くのはやめて下さい。

シミ、カビ、汚れの原因となります。長く綺麗に保管できる様に掃除機できる方法を動画で紹介します。


用意する物

・手袋

 

・綺麗なタオル

 

・柔らかい筆 (100円均一のもで良い)

 

 


修理の相談も受け付けていますので気軽にご連絡ください。

 

 

 

さらに詳しく知りたい方は過去の記事にまとめていますので下記の画像をクリックしてください。

2022年

7月

10日

夏期 学生向け職場体験 短期バイト

当工房は彫刻家・職人の道を考えている学生向けに仕事を体験する機会をつくります。

 

仕事のアシスタントをしてもらいながら本業のお仕事がどのように進んでいいくかを体験してもらいます。

 

『実施する理由』

・当工房は美術学生が多く来ます。その際に将来ものづくりで生きていけるかイメージがつかないと言う話は過去に何度も聞いたことがあります。そのような悩みを持つ学生の手助けになることが出来たらと思い実施しました。

 

『内容』

・基本的に仕事のアシスタントをしてもらいます。木彫刻や下準備など。

     

 『対象』

・やる気のある美術経験者(県内の方を優先させてもらいます)

 

日程』

・8月、9月中 平日の短期間 (月・火・水曜日)

 

 

 

『注意』

・メールでお問い合わせ下さい。申し訳ありませんが希望者が多いのでこちらで選考させてもらいます。インスタの方はメッセージでお願いします。

 

(メール)

toshiharu.sakagami@gmail.com

 

2022年

6月

28日

肉髻と螺髪の意味と彫り方

肉髻(にっけい)と螺髪(らほつ)について。

今回は工程の動画も撮っているので細かく解説していこうと思います。

 

釈迦如来像や阿弥陀如来像などの如来の特徴として「三十二相八十種好」と言うものがあります。これに髪型の特徴が明記してあり仏様を木から出していく際にこの特徴を意識して彫り出します。

 

 

・肉髻(にっけい)

画像のように如来像の頭部に盛り上がりがあります。この部分を肉髻(にっけい)と言います。

大日如来は例外で無いのですが釈迦如来、阿弥陀如来、薬師如来などにあります。

 

この盛り上がりは髪の毛の盛り上がりではなく頭の形が盛り上がった形です。ここに知恵が詰まっていると言われています。悟りに達した証でもあります。

 

 

 ・螺髪(らほつ

肉髻にあるブツブツした部分が螺髪になります。この一つ一つが渦を巻いています。(画像には無いので、これからその渦を刻みます。)

巻貝のように髪の毛がカールしています。この髪形は、昔のインドの階級の高い人達の髪型に由来していると言われています。

 

 

実際に彫っていく様子を動画付きで説明していきます。

 

大まかに肉髻の頭の形をつくったら螺髪の縦幅を刻んでいきます。詳しくは下の動画をご覧ください。

 

 

刻み終わった様子。深めに彫ると立体感が出ます。

 

 

次は横幅を刻みます。

 

 

四角になるようにしていきます。こちらも詳しくは動画をご覧ください。

 

 

次は四角の角を削って八角形にしていきます。

 

 

欠けないように丁寧に刻んでいきます。

 

 

渦まで彫る場合は少なくここで終わる場合も多いです。

 

もっと詳しい彫り方を見たい方は当工房のサブサイトで仏像の彫り方を沢山載せていますのでご覧ください。

 

詳しい螺髪の彫り方も公開しています。

 

こちら→ 仏師が教える仏像彫刻 (仏師 坂上俊陽 サブサイト)

 

 

 

お客様から相談の多い内容をメールマガジンでまとめました。

 

2022年

6月

03日

仏師がつくる遺骨入れ、骨壷

先日、つくっていた遺骨入れ。

お墓の五輪塔をイメージしています。

意味を理解するとお墓参りする時に一層、故人への思いが深まると思いますので是非読んでみて下さい。


当工房は大切な方を亡くされた方からの仏像依頼が多い。
その際に遺骨入れも一緒に頼まれる事もあります。
今回の依頼はお墓を小さくしたものとして拝みたいという依頼です

お墓の形には、さまざまなタイプがあり今回のイメージになったのは五輪塔型のお墓。

寺院に行けば見る事があると思います。僕が毎日おまいりに行っている神社にもあります。凄いものばかりで石工職人さんの腕に驚く事も多いです。

五輪塔はもともとは手のひらサイズとして作られ、その中には遺骨を入れていました。

それが日本に伝わった段階で、石材で同じ形ものを作り、それをお墓や、供養塔としたものらしいです。

自分も知らなかったのですが元は小さいものだったようです。



「五輪塔の意味」
(話すと長くなるので手身近に要点を説明します。説明不足な点がありましたら申し訳ありません。)

五輪と言うので上からパーツごとに意味があります。

お地蔵様が手に持つ宝珠と同じ宝珠形は「空輪」を現します。

その下の半球形は「風輪」

三角形は「火輪」

丸形は「水輪」

四角形は「地輪」

空、風、火、水、地を意味し自然界の5大要素を表しています。

こういうのは漫画の題材としてよく使われたりしますね。

もう一つの意味合いとして5つ全体で人間そのものを表し、人間の個々の部位を構成するものとなっているようです。

説明しやすいように順番を逆に説明します。
・地輪:肉体
・水輪:血液
・火輪:体温
・風輪:呼吸

・空輪:以上の4つが融合し調和している状態を示します。

五輪塔は人間であると同時に自然界又は宇宙を表している。

そして五輪塔にお経を唱える事によって大切な方を極楽浄土へ往生してもらうという事なのだと思います。

大切な方を偲び、亡くなった後の世界を考える文化は今後も大事にしていきたい文化です

 

余談ですがこの作品に実は文字が彫ってありますが載せないように写真を撮りました。

 


実は仏教の宗派ごとに意味合いや考え方は少し異なります。
なので宗派ごとに彫る文字は変わってきます。

 

ショート動画はこちら↓

 

 

注文、問い合わせは気軽にして下さい。

 

仏師 坂上俊陽

2022年

5月

22日

木彫りの阿弥陀如来坐像 

阿弥陀如来坐像の仕上げ工程に入ります。ここからは慎重に仕上げていきます。ほんの少しの削りでも大きく印象が変わってしまいます。


根気よく丁寧に仕上げていきます。坐像の場合は入りくんだ箇所が多いので刃物を工夫して使ったり曲がりの彫刻刀を使うことがあります。

当工房ではなるべく出来上がるまでの工程を様々な媒体を使ってお客様にお見せしています。InstagramYouTube、メールなどお客様に合わせて公開しています。


お客様にとって思いのこもった仏様になるように頑張ります。

 

 

2022年

4月

29日

木材は大切に使わせていただく

長い年月をかけて育った木材を使わせてもらうのだから余った木材も本当に大事に使います。


仏像をつくる時、余った材料は綺麗に鉋がけして次回のお客様の台座や光背の材料にします。お客さんの費用の負担も減らせます。基本的に台座の木材代金は頂かない場合が多いです。

・台座や光背で使えない木材はどうするか?



彫刻刀の持ち手を作ったり


割れていたり彫刻に使えないものは治具や作業台を作る。


薄い木材は漆塗りのヘラとして利用。


大きい板は箱をつくる。


鉋がけした鉋屑でさえも梱包材にします。

長い年月をかけて育った木材を使わせてもらうのだから余った木材も本当に大事に使います。



『誰かにとって特別であればいい』

その様なコンセプトで当工房はこれから出会うお客様にとって特別となる仏様を迎えていきたいと思います。


2022年

4月

16日

阿弥陀如来坐像

当工房ではなるべく出来上がるまでの工程を様々な媒体を使ってお客様にお見せしています。InstagramYouTube、メールなどお客様に合わせて載せています。

 

 

阿弥陀如来坐像の荒彫りも終わり中彫りの工程に入ります。

 

綺麗に研いだ刃物でヒノキを削るととても心地よい音がします。

 

今回はその様子を動画にしました。

これから出会うお客様にとって特別となる仏様を迎えていきたいと思います。

 

「仏像の注文や問い合わせについて」

気軽にメールで問い合わせ下さい。

2022年

4月

07日

阿弥陀如来坐像を迎える

当工房ではなるべく出来上がるまでの工程を様々な媒体を使ってお客様にお見せしています。Instagram、YouTube、メールなどお客様に合わせて載せています。

 

今回の阿弥陀如来坐像もオーダーメイドなので、なるべく工程を見ることが出来る様に動画を公開しています。

初めは大まかに形を出していくので力を入れて叩きのみで形を出していきます。

 

なるべく叩きのみで形を出せるところまで頑張っていきます。

問い合わせ、相談は気軽にして下さい。

2022年

3月

28日

阿弥陀如来坐像を迎える

阿弥陀如来坐像のお仕事です。

今回は参考資料の仏様があり、その仏様に顔やシルエットを似せて欲しいという依頼です。

今回は幅が大きい仏様ですので寄木造りという方法で木をくっ付けていきます。

木材は木目が細かく質感の良い木曽檜を使用しました。

3つの木材をくっ付けました。
輪郭を荒彫りで叩いて出していきます。

2022年

3月

17日

仏像修理 地震による破損

今回のお仕事は比較的新しい仏像の修理です。
お寺様から預かった仏像です。

修理依頼

仏像の手や足が折れていたりなくなっていたりするので新たにつくって修理して欲しいというお話しでした。

仏像の手や足の破損は地震が起きた時に倒れて破損する事が多いです。そんな依頼も来ます。

先人の仏師のお仕事は修理の事も考えてつくられていますので手を外し、新たにつくり修理することが出来ます。

その際に先人の仏師の腕の良さを肌で感じることもあり身が引きしまる思いになります。もっと頑張らないといけないと思います。

修理工程も載せたかったのですがお時間が無かったのでこちらの写真を載せておきます。

綺麗に修理が出来ると嬉しい気持ちになります。

2022年

3月

06日

水子供養の木彫りお守り仏

今回は、水子供養のお守り仏の依頼です。

 

少しでもお客様の気持ちが安まるのであれば嬉しいです。

大切に仏様を迎えていきます。

 

今回の木材は木曽檜です。檜の中でも木目、質感が最高です。伊勢神宮でも使われている神聖な木材です。

 

大まかに形を出していきます。木曽檜は質感が良いです。お客様のイメージに合わせて顔を出していきます。

誰かにとって大切な仏様。そんな仏様を迎えていきたいと思います。

2022年

2月

27日

小さな 仏像販売 大日如来像

今回のお仕事は手のひらサイズの小さな大日如来像です。

 『オーダー内容』

・仏壇に入れたいので15センチ以下にしたい。

 

・台座と光背はシンプルだが本体の顔をお客様のお好みで仕上げる。

小さいので細かい細工が大変です。

 

入院中の祖母に見せたいとお客様が言っていました。そんな言葉を聞くと一段とやる気が出ます。

 

こちらが完成した写真です。

よろしければ動画も一緒に見てください。

 

注文に関して

 

現在は、お仕事の予約が入っていますので待ってもらうことになりますが、問い合わせは嬉しいです。気軽に声をかけてください。

 

 

坂上

 

 

2022年

1月

30日

職人は当たり前の事を丁寧に出来るかが大事


職人は、当たり前の事を毎日、丁寧にできるか。


簡単そうに聞こえるけど、それが本当に難しい。

根気が必要になります。

まず、あたりまえのように出来るまでに3つの段階がある。


1知っている

2出来る

3あたりまえのように出来る


1

知っている

何かを始めるには知らないと進まない。これは説明しなくても学校で経験していると思う。


2

出来る

教えてもらったら出来るようになる。


3

あたりまえのように出来る

これは2の出来ると勘違いしてしまうが実は違います。


あたりまえのように出来るという状態になる前に「出来る」というプロセスがある。そのプロセスを疎かにしてしまう。


出来るに戻って何回もやらないとあたりまえのように出来るにはならない。


何度も何度も丁寧に繰り返し継続していく


丁寧に生きましょう。

2021年

12月

30日

木彫りの観音菩薩像を迎える

木彫りの観音菩薩。北海道の札幌のお客様です。

前回の荒彫りの続きです。
叩のみで形を出していきます。衣の形も出していきます。
ここからは仕上げ用の彫刻刀に持ち替えて彫っていきます。
細かいので慎重に彫っていきます。
完成

出来上がるまでの様子を動画にしました。よろしければご覧ください。

 

仏像をお考えの方、問い合わせは気軽にしてください。

2021年

12月

25日

木彫りの観音像を迎える

今回のお仕事は木彫りの観音様です。台座と光背がない本体の注文になります。簡単な台は作る予定です。
観音様はお守りとして飾るように頼まれる方も多いですね。
輪郭を出していきます。この段階で少し衣が膨らんでいるのでもう少しシャープにしようかなと考えたりします。
荒彫りで形を出していきます。
まだまだ形を出していきます。

このお仕事は荒彫りでどれだけ形を出せるかが大事になってきます。

2021年

12月

21日

不動明王の台座

今回は不動明王の台座です。

「瑟瑟座」しつしつざ
仏像の台座の種類です。

台形の木材を額縁のようにつくり積み重ね、立面中央がしぼられた形にしたもの。

 磐石 ばんじゃく を象徴しています。

組み合わせて仮設置です。

2021年

12月

02日

木彫りの歓喜童子 仏師 坂上俊陽

今回は木彫りの歓喜童子のお仕事です。縁起の良い仏様です。過去に5体ほど迎えましたが良い事があったのか口コミで注文が絶えません。嬉しい限りです。
坂上工房の様子

今回のお仕事は、ほとんど自分がやりますが、鉋がけなどは女性弟子が手伝ってくれます。

頑張ります。
荒彫りで形を出していきます。綺麗な木目や質感です。木材は木曽檜です。
雰囲気が出てきました。次は表面を綺麗にする仕上げの工程です。
完成です。

ご縁をありがとうございました。

注文相談は気軽にして下さい。ありがとうございました。

2021年

11月

22日

小さい大日如来像 販売

ようやく大日如来像の完成です。今日、有難いことに小さい大日如来像を注文したいという問い合わせがありました。嬉しい限りです。ありがとうございます。ホームページにない大きさやデザインも気軽に問い合わせして下さい。

本体の方も完成しました。

形も大きさ、デザインも全てオーダーメイドです。

台座はお客様と相談して高さを低くしました。本体を大きくしたいという意見が多いので、小さくする場合が多いですね。

 

完成しました。光背はシンプルなデザインとなりました。

ご縁をありがとうございました。オーダーメイド仏像をお考えの方は気軽にお問い合わせください。

 

 

坂上

2021年

11月

19日

木彫りの大日如来像

台座は完成しました。

2021年

11月

16日

木彫りの大日如来像

シンプルな光背ですが完成しました。

2021年

11月

13日

木彫りの大日如来像

細かい細工が終わりました。

2021年

11月

04日

オーダーメイド仏像 大日如来像

だんだん形になって来ました。綺麗な木曽檜です。

2021年

11月

01日

オーダーメイド仏像 大日如来像

大日如来像の輪郭を出していきます。
大まかに落としていきます。

2021年

10月

31日

オーダーメイド仏像 大日如来像

今回の注文は大日如来像です。今回は手の形が珍しいです。お釈迦様のような印相をとっていますが格好は王冠を付けた大日如来像です。
木材は木目が細かい木曽檜を使用します。

2021年

10月

20日

故人の為に迎える釈迦如来像

釈迦如来坐像が完成しました。
故人の為に迎える仏様です。旦那様を亡くされ、その人の為に迎えたいという優しい気持ちを持ったお客様です。

光背には当工房オリジナルの螺鈿光背を使用しています。



動画で出来上がる様子を公開していますのでよろしければ見て下さい。

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2021年

9月

16日

木彫りの不動明王像を迎える

ほぼ完成です。後はバランス調整です。

2021年

8月

26日

木彫りの不動明王像の仕上げ

仕上げ用の彫刻刀に持ち替えて仕上げて行きます。ここは集中です。

2021年

7月

30日

木彫りの不動明王像 神奈川県川崎市

不動明王の火炎光背になります。不動明王の光背は迦楼羅王の迦楼羅炎になります。よく見たら鳥のくちばしが入ります。荒彫りをしていきます。

火炎の形ができました。上部に鳥のくちばしが入りました。火の鳥みたいです。

前回の台座と組み合わせるとこうなりました。

次回は不動明王像の荒彫りになります。

2021年

7月

28日

不動明王像を迎える 神奈川県川崎市

今回、お仕事を頂いた仏像は不動明王像です。お客様と相談しながら図案を考えていきます。こちらは本体の大まかな形どりの様子です。

台座から彫っていきます。

お不動さんがのる像は色々決まりはありますが岩の質感を出していこうと思います。

 

波のイメージと岩のイメージを組み合わせた岩座になりました。

2021年

7月

15日

石川県金沢市 仏像修理

今回は仏像の修理です。おかげさまで沢山の仏像の修理、修復依頼が来ます。今回は金沢市のお寺様の仏像の修復です。

 

基本的には新品の状態にするのではなく、今までの歴史を残しつつ修復していきます。

 

台座や光背、本体がバラバラになっていたので漆で補強して金箔を貼り、古色仕上げをしていきました。

 

完成です。一連の修理動画もご覧ください。

 

修理ものお問い合わせも気軽にして下さい。

2021年

7月

14日

福岡県 仏像販売 阿弥陀如来像

福岡県のお客様から注文をいただいた阿弥陀如来像です。

 

大切な方を亡くされ故人の為に迎える仏像です。

 

台座には形見を入れました。

 

こうして蓋を作って嵌め込みます。形見のものは見せれませんがこのような形になります。

仏様の顔もお客様のイメージに合わせてふっくらとしています。

 

木材は木曽檜なので質感も木目も細かいです。

 

完成です。動画も作ったので宜しければ見て下さい。

 

仏師によるオーダーメイド仏像を注文したい方は気軽に連絡してもらえると嬉しいです。

2021年

6月

24日

新聞の取材

北國新聞さまに2週連続で記事にして頂きました。
この仕事で1番大事にしていることを綺麗な文で書いてあります。本当に嬉しいです。ありがとうございました。


2021年

5月

14日

福岡県 阿弥陀如来像の仏像販売

今回のお仕事は故人の為に迎える仏様です。大切な方の為にお願いしたいという注文が多いです。そんな気持ちを仏様の形にしていけたらと思います。

 

当工房は年間15体限定の受注制仏像です。

お客様にとって特別な仏様であるように当工房にとっても特別な、お仕事として、じっくり向き合っていきたいからです。

 

今回のお仕事は阿弥陀如来像です。

『阿弥陀如来像は無限の光明で人々を救う仏様です。故人の方を極楽浄土にいけるようにという願いを込めて注文される方も多いです』

 

 

お客様と打ち合わせをしながら仏像の図案を考えていきます。途中工程の図案。

優しい顔にしてほしい。形見のものを台座に入れたいなど思いが沢山詰まっています。

とてもやり甲斐があります。

質問が多いのですが、当工房の注文の流れです。この様に仏様を迎えていきます。

 

国産の木曽檜で仏様を木から出していきます。

木曽檜は檜の中でも木目が細かく質感全てが最高です。貴重な材料を使わせてもらっていることに感謝して仕事をしていきたいと思います。鉋がけです。

 

 

鉋がけして綺麗にしました。本当に良い木材です。

 

 

ここから仏様を出していきます。

 

出来上がる様子をYouTubeで公開していますのでよろしければご覧ください。

 

 

続きのブログはこちら

 

これからも当工房はお客様にとって特別な仏様を迎えて行こうと思います。

 

福岡県のお客様は当工房ではとても多いです。このご縁に感謝しています。

 

注文、問い合わせは気軽にご連絡下さい。

 

 

 

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2021年

5月

13日

大日如来坐像の仏像販売 和歌山県

今回のお客様は趣味で仏像をつくっている方です。お寺さんや家に飾っているようです。自分が納めた仏像が祈りの対象となります。その時の思いが忘れられず今度は自分の守り本尊の仏像を仏師にお願いして自分の為に迎えたいというお話しを頂きました。本当にありがたいです。

 

大日如来像の光背の細工も終わり、いよいよ彩色です。

今回は淡彩色です。木目を生かした彩色になりますので、あまり濃い色にはなりません。使うのは岩絵具です。

目止めを二回して岩絵具を塗り重ねていきました。

こちらが完成品になります。

彩色の材料や色合いも全てオーダーメイドでつくりました。サイズや顔の雰囲気までオーダー出来ますので仏像をお考えの方は気軽に相談して下さい。

 

2021年

4月

17日

和歌山県仏像販売

和歌山県のお客様の大日如来像を木から出しています。細かいお仕事が多いので丁寧に迎えていきます。特に王冠や手が難しいです。
時間をかけて丁寧に仏様を迎えていくことになりますが、こうして木から出てくる瞬間が嬉しいです。

2021年

4月

07日

和歌山県木彫りの仏像販売

和歌山県のお客様の大日如来像の荒彫りです。
ここからは細かい部分を彫っていきます。
どんどん形が出てきました。

2021年

4月

03日

和歌山県 木彫りの仏像販売 大日如来像

前回の続きです。本体の荒彫りを進めていきます。
まだまだ木から出していきます。

大まかに形が出てきました。

2021年

3月

26日

仏師の仏像販売 和歌山県のお客様

今回のお仕事は木彫りの大日如来像の注文です。

今回はこんな仏像にして欲しいと写真付きの注文です。少し光背や台座のデザインを変更しオリジナルにしていきます。その図案の大きさに合わせて木曽檜を切っていきます。
大日如来像の形を出していきます。形が出てきます。
まだまだ出します。木から仏様を出していきます。
当工房は全国から注文が来ます。こうして素敵なお客様と出会えたご縁に感謝します。ありがとうございます。

2021年

3月

22日

木彫りのオーダーメイド仏壇・仏像

今年から当工房でオーダーメイドの現代仏壇を作ることにしました。いつもはお客様が買った仏壇に仏像の大きさや雰囲気を合わせていきます。今回はお客様から仏壇の注文も頂いたので仏壇に合わせる仏像では無く仏像がメインで仏壇は仏像を美しく見えるデザインが出来ます。今回のお仕事は奈良県のお客様です。奈良県のお客様は多いのでご縁に感謝します。

 

これから作る仏壇を家の例で考えるとわかりやすいですね、既に作ってあるモデルハウスが従来のもので、これから作る仏壇は注文住宅のようなものです。住む人に合わせてつくる注文住宅。

 

仏壇もお客様のリビングの雰囲気に合わせて行きます。家具調仏壇・現代仏壇と言うことが多いようです。

『今回のオーダー内容』

・お客様は桜に思い出があるので山桜の木材を仏壇に使用

・仏壇は動かせるように上下で分解できるようにする

・仏像が桜に囲まれているイメージ。台座には当工房のオリジナルの螺鈿光背を使用

・個人的には桜が咲く前に納めたい

工程が大変長いので動画に載せました。よろしければ見てください。

 

桜が咲く前に奈良県のお客様に納めることが出来ました。こうしてお客様の世界に一つの仏壇と仏像を迎えることが出来て嬉しいです。新しいことへの挑戦は大変、勉強になります。本当にありがとうございました。

 

色々なことにチャレンジしていきたいので気軽に相談してください。

 

(メール)

toshiharu.sakagami@gmail.com

(電話)

076-207-4672

 

2021年

2月

19日

奈良県 木彫りの阿弥陀如来像

阿弥陀如来像を木から出していきます。
輪郭を出して叩いて出していきます。

2021年

2月

16日

木材の寄せ木造り

今日は木材の寄せ木です。大きい木材になると木目を揃えて貼り合わせます。木曽檜は大きな木材がないので、寄せ木は良くやります。

2021年

1月

28日

木彫りの歓喜童子を迎える

今回のお仕事は歓喜童子です。縁起物としてお家に飾りたいという注文もあります。前回、納めたお客様から追加で2体の注文が来たので、何か良いことがあったのかもしれませんね。

図案を描いて木から彫り出していきます。

木材は国産の木曽檜です。檜の中でも木目が細かく質感も最高ですね。木目の幅が1ミリ以下です。色むらも無いです。

沢山の彫刻刀を使って木から出していきます。

荒彫りの状態です。

剣や槍は破損しない様に別々でつくって差し込みます。

完成

木から彫り出す様子を動画でまとめてありますので、よかったら見てください。

2021年

1月

16日

水子供養 木彫りの童地蔵

今回のお仕事は童地蔵です。子供のお地蔵さんです。水子供養の仏様ですので大切に彫らせて頂きます。

大まかに叩きのみで形を出しますヒノキの良い香りがします。
仕上げ用の彫刻刀に持ち替えます。細部を綺麗にしていきます。

表情が出てきました。優しくてふっくらとしたイメージにしました。

完成。少しでも心が安らかになれる事を祈っています。

動画はこちらです。

2021年

1月

08日

木彫りの観音様完成

オーダーメイドの木彫りの観音様が完成しました。工程の動画も作ったので、どのようにして出来上がるかご覧くだざい。

 

『動画』

2020年

12月

21日

木彫りの観音像

衣を彫り込んでいきます。ここは欠けやすいので慎重に進めていきます。

2020年

12月

06日

木彫りの観音像

荒彫りでどんどん形を出します。

2020年

11月

17日

故人の為の観音様

荒彫りの開始です。

2020年

11月

04日

故人の為の観音様

今回のお仕事は、なき旦那様の為に迎える仏様です。
木に仏様を描き木から出していきます。

2020年

10月

03日

白衣観音像の持仏 まとめ

持仏の仏像販売
仏像ってどんな時に注文すると思いますか?

 

その答えは動画で伝えようと思います。 今回は、まとめの動画を作りました。

 

今回の依頼内容
1、常に持ち歩けるように小さい仏様。壊れにくく汚れにくい木材

・大きさは15センチほどで少し硬めで傷がつきにくい山桜を使用しました。触っていくと、どんどん味が出てくると思います。

2、優しい顔に

・いつも拝むものなので、こんなイメージというのがありましたので、そのようなイメージの顔で仕上げました。

3、図案からオーダーメイド

・どこに行っても同じものはないオーダーメイドとして考えました

今回の依頼はこのような感じですが、お任せしたいと言う方もいます。そう言う場合はお話しを聞いて提案していきますのでご安心ください。

動画にしてまとめましたのでご覧下さい。

またメールマガジンも配信していますので宜しければご覧ください

 


仏師メールマガジン
仏像が好きな方、仏像の購入を考えている方など沢山の方から相談が来ます。そんな相談に応えているメールマガジンを全8回に分けて配信していきます。

 

内容

・仏像を選ぶ前に注意する事

・海外製と日本製の仏像の違い

・仏像に魂は入れるのか  

など

 

 

2020年

10月

01日

持仏 白衣観音完成

仕上げの彫刻刀に持ち替えますが、沢山の彫刻刀があるので一度、紹介します。

 

細かい作業は仕上げ用の彫刻刀を使います。しっかり研いで彫ります。

だいたい、細かい部分も彫り込んで綺麗に仕上げていきます。完成が楽しみです。

細かい彫刻刀で表面を綺麗にしていきます。山桜は少し硬いので光沢が出て来ます。

顔の表情が出ました。優しそうな顔になりました。

完成。

 

お客様は毎日、触って心の支えになれるように願いを込めて仏様を迎えました。ありがとうございました。

2020年

10月

01日

持仏 白衣観音

山桜のオリジナルの白衣観音を木から迎えていきます。この仏様がお客様の心の支えになれるように頑張りたいと思います。

 

お客様だけのオリジナルの図案です。優しい顔です。

輪郭を出したら叩きのみで形を出していきます。山桜は少し甘い匂いがしてくるので疲れていてもリラックス出来ます。

お腹がすいて来たので昼休み以降に形を出していきます。

形が出て来ました。

顔も出していきます。

小さいですね。いつもはまだ粗彫りで叩いていくのですが、小さいので仕上げ用の彫刻刀に持ち替えていきます。

 

次回もお楽しみに。

2020年

9月

03日

オリジナル仏像 螺鈿光背 

オリジナルの螺鈿光背の仏像が完成しました。顔も依頼に合わせて優しい顔になりました。
こうして沢山のお客様からご縁をいただき感謝しています。ありがとうございました。

2020年

8月

25日

持仏 白衣観音

山桜の木材で白衣観音の持仏を迎えていきます。病気がちのお客様がいつも触っていられるようにと汚れない木材にしました。

2020年

8月

23日

持仏のオーダー 白衣観音

2020年

8月

13日

木彫りの阿弥陀如来像

良い顔になってきました。

2020年

7月

14日

仏師インターンシップ

当工房でインターンシップ(職業体験)を始めました。学生の方から教えて欲しいという声が増えてきたので実施する事にしました。仏師になりたい方、木彫やものづくりの道に携わりたい方限定でやりたいと思います。問い合わせの際はインターンシップをしたいと連絡をしてもらえると助かります。

 

現在は北陸の人を優先的にさせてもらいますが、県外の方は状況次第で受け入れるかもしれません。その際は問い合わせ下さい。

 

(内容)

簡単な作業を手伝ってもらいます。実際に工房で仕事を体験してもらうことが出来ます。学校とは違う現場での体験になります。空いた時間に研ぎなどの技術指導可能。美大生など工芸、デザイン、彫刻に興味のある人の問い合わせが多いです。作業様子をSNSに公開しますので写っても大丈夫な方だけでお願いします。

 

(給与)

時給832円

 

(日数)

3日〜

 

(時間)

要相談

 

(対象)

学生に限ります

 

(旅費)

自己負担になります。

金沢市では県外の方には旅費をインターンシップ促進補助金というのがあります。北陸三県以外の方が対象です。こちら→インターンシップ促進補助金の説明

 

(選考)

仕事の都合上、問い合わせの方を全て受け入れる事は出来ませんので、こちらで選考させてもらいます。よろしくお願いします。

 

1〜5を記入の上、メールで連絡して下さい。(お断りする場合もありますのでご了承よろしくお願いします)

1.お名前、年齢、住まい(何県)

2.期間

3.何をしているか

4.どんなことを知りたいか

5.志望動機

 

問い合わせはこちらにお願いします。

toshiharu.sakagami@gmail.com

 

 

 

 

 

2020年

7月

12日

仏師が作るオリジナル回出位牌(繰出位牌)

最近は仏像と一緒に位牌を注文される方が増えて来ました。
今回は回出位牌です。
回出位牌 (くりだしいはい)は、箱型の位牌で8程収納できる位牌です。
繰出位牌と書かれている場合もあり、お位牌の数が多くなってきた場合に使われます。

今回の木材は綺麗な山桜を使用します。
鉋で綺麗にしていくとピンク色に近い木材が出てきます。綺麗な山桜は中々手に入らないので木材の仕入れはご縁です。
正面を彫りました。
いろんなパーツに分けて組んでいきます。塗りの事も考えるとこの方法が良いです。
位牌が入る部分を組んでいきます。

2020年

6月

22日

オリジナル仏像 阿弥陀如来

細かい彫刻に入っています。どんどん形が出てきました。
光背は螺鈿のオリジナル光背になります。

2020年

6月

16日

オリジナル仏像 阿弥陀如来

オーダーメイドの阿弥陀さまの姿が出て来ました。
今回の仏様は光背がすごいので早く見せたいですね。

2020年

6月

06日

工房解放しました。

コロナウィルス感染拡大防止の為、当工房では従業員含め、工房見学も控えてもらっていましたが落ち着いてきましたので様子を見ながら解放したいと思います。
よろしくお願いします。

2020年

3月

28日

木彫りの観音様

細かい仕上げに入っています。顔の彫刻に入ります。

2020年

3月

11日

木彫りの観音さま

図案を考えています。

2020年

2月

27日

仏師のオーダーメイド位牌 販売注文受け付けています。

今年から位牌の注文も受け付けました。最近の位牌は機械製品のものが多いので手彫りでお願いしたいと言う相談です。

シンプルなオリジナルデザインがいいと言う事で考えて見ました。
木材は山桜です。その上に拭き漆を施して木目を綺麗に出していきます。

2020年

2月

13日

木彫りのワークショップ

去年から始めた新しい試みとして木彫りのワークショップを東京で開催しました。
これから職人になりたい人が、彫刻を体験したり、本職の人に話しを聞ける場を開きたいと思い開催しました。
東京では3ヶ月に1回ほど開催しています。おかげさまで大好評です。

金沢では外国人向けのワークショップを開催しています。
これからも新しい試みをどんどんしていきたいです。

2020年

2月

10日

仏像の木材で表札

今回の注文は仏像の木材で表札を作って欲しいという注文を受けました。仏像の木材は木曽檜で木目、香りも良いです。

2020年

2月

10日

木彫刻クリエイター、仏師弟子入り

当工房は沢山の方からの弟子入りアシスタントの志願者が多く来ます。
「純粋に木彫の専門学校で学んだ子が木彫刻家になりたい。デザインを学んだ子がデザインを活かした木彫を作りたい。仏像を彫りたいので仏師になりたい。木彫から販売まで創造していく木彫クリエイターになりたい」など様々です。

そこで去年、弟子入り志願者が多かった京都の造形大学と職人を育成する専門学校の二校の卒展を見にいきました。

まずは専門学校。京都で木彫をやっている方だったら、直ぐに分かってしまいますね。写真は撮って良いそうですので許可をもらい撮らせてもらいました。





こちらは木工以外の写真がありませんでした。ごめんなさい。でも良い作品なので載せました。
こちらの学校は、その道の職人がきっちり教えてくれるので技術が上がりそうです。作品の出来るまでのプロセスや感性やデザイン的思考も個人的に知りたい気もしますが、話しを聞くと作る事で大忙しだった印象です。
それでも若い感性が見れて楽しかったです。
次は造形大学。
こちらは大学の卒展なので、作品を作るまでの過程やプロセスが見れ自分は何の為にこの作品をつくったのかが見れました。デザイン科は特にそういう印象が強かった気がします。木彫の技術は、ほとんどない状態でスタートとなりそうですが感性やデザイン思考が磨かれています。(専門学校の方のカリキュラムを見るとデザイン学もある様です。)

両校の長所も見れたので良かったです。

当工房では長所を伸ばして良いものづくりをしてもらいたいので、専門学校の様に木彫の技術がある子には技術を活かしながらデザイン的思考能力や感性を伸ばして展示、企画、注文まで行けるところまで教えたい。

大学の様な所では、今持っている感性を活かしてもらいながら彫刻の技術を教えていく。そんなスタイルになります。

そんな将来ある若手達と新しい企画やものづくりをしていけると思うとワクワクします。

実際、自分はどっちの方のアプローチでこの道に入ったかと言うと普通高校卒業して弟子入りしたので技術から入りました。しかも少し漆と彫刻をやった事がある程度です。
修行が終わり独立してから足らないと感じる分野を一生懸命勉強しました。技術が、かなり抜き出ている人や感性が抜き出ている人以外はいきなり生計を立てていくのは難しい事を体験しました。

当工房では、長所を活かした指導をしていこうと思います。ただ、そればかりしていたら当工房は大赤字になってしまいますので指導以外の午後時間は、お仕事を手伝い支えてもらいたいです。
今年も新しい風が吹きそうで楽しみです。

よろしくお願いします。

2020年

2月

02日

弟子入り志願者の質問 Q&A

弟子入り希望者から良くある質問をまとめて見ましたので参考にして下さい。

Q 将来は仏像ではない木彫作家になりたいのですが大丈夫ですか。

A 当工房は弟子の方の新しい感性も取り入れたいので仏師にならない方でも大歓迎です。午後の仕事時間は仏像のお手伝いになりますので、その技術を応用して自分の作品作りに活かして下さい。

 

 

Q 美大卒、専門卒、高卒などの経歴で採用は変わりますか。

A 特にありませんが、刃物の使い方や研ぎが少しでも出来ると助かります。他には素直で元気な人と共に成長出来たらと思います。当工房で成長できるベストな人なのか相性が良い方なのかが大事になってきます。

 


Q 学校で習う彫刻とは違いますか。

A 学校で習っていた美術経験者の方は自分が作りたいものを彫刻していた方が多いと思います。当工房は依頼主がいますので、その方の為に作るお仕事になります。分かりやすく言うと、自分の為の彫刻か依頼主の為の彫刻かという事です。自分の作品しか作りたくない方には向いていません。技術面では精度を要求されるお仕事ですので、研ぎや技術があまいともう一度やり直す場合もあります。

 

 

Qどんな覚悟で弟子入りしますか。

 

 A 学校では先生にお金を払っているので教えてもらえるのは当たり前だったと思います。弟子入りの場合はお金をもらいながら技術を学びます。なので教えてもらって当たり前という環境ではありません。遅刻をしたりするのは学ぶ姿勢として失礼になります。毎日、しっかり技術を吸収する気で挑んで欲しいです。申し訳ないのですがやる気がない方は教えることも出来ません。


Q 休みはありますか。


A 土、日、祝、お盆、正月休みがあります。

 

Q 石川に友達がいないので心配です。


A 自分も10年前に来たのですが同じでした。石川は伝統工芸、伝統芸能など、とても盛んですので同じ若い方が活動しています。展示会などが良くあるので自主的に会って仲良くなるのが良いと思います。寂しくなって辞めていく方も過去にいましたので、そういう方は難しいと思います。

 


Q 坂上さんはどんな人ですか。趣味とかありますか。仕事中はどんな感じですか。

A 色々な事に興味があるので勉強して取り入れています。弟子の方からも学ぶ事もあると思いますので、新しい感性を吸収したいと思います。趣味はスポーツや読書、畑もやっています。


Q 弟子入りする前にしておいた事はありますか。

A それぞれの工房で色がありますので、色々調べて自分に合う工房を見つけてもらった方が良いと思います。弟子入り志願に来る方で、他の工房の方が相性が良いなと思う方も少なくありません。

 

Q 弟子入志願者は何人くらい来ますか。また、弟子入り申し込みはいつの時期に問い合わせすれば良いですか。


A 年間で20人以上来ます。弟子入りの申し込み期間は決まっていませんが。だいたい春から夏にインターンなどで体験しに来て12月前には決まってしまいます。学校を卒業してからの申し込みの場合は、すでに決まっているのでお断りするケースが多いです。(3〜5月)

 

 

Q ど弟子入り生活はどんなふうにしたらいいですか。

A 初めの1年は技術を覚えるのに集中してほしいです。単調な作業が多い事もあるのですが、初めは我慢して身につけてもらいたいです。そうすれば出来る仕事も変わってきます。

 

工房だけの仕事だけではなく休みの日に美術鑑賞をしたり作品作りをしたり有意義に時間を使って欲しいです。遊ぶのもいいですが仕事を疎かにする事は絶対にしないで下さい。そういう姿勢で仕事をすることはお客様に失礼になるので仕事はさせません。

 

 

・細かい内容を書きましたが当工房はお客様にとって特別な仏様を迎えたい。それが理念ですので同じ理念で一生懸命出来る方と出会えたらと思っています。

よくある質問を音声配信で回答しています。

 

 

 

 

 

その他の取材内容はこちら

 

四季の美 仏師 坂上俊陽

2020年

1月

24日

オーダーメイドの木彫り大黒

今回の大黒様は片足を上げて踊っている大黒様です。
粗彫りで形を出していきます。

2019年

12月

26日

木彫りの弁財天像を迎える

木彫りの弁財天像の顔の仕上げ
今回はフルオーダーで顔もバランスもお客さんに合わせて作りました。

2019年

12月

24日

木彫りの弁財天像を迎える

台座と弁財天像の形も出て来ました。最終調整です。

2019年

12月

19日

木彫りの弁財天像

木彫りの弁財天像に事物を持たせます。雰囲気が出てきました。

彫刻仲間の今井君と材料屋さんへ

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