先日、木から出していたレリーフの虚空蔵菩薩が完成しました。木曽ヒノキの板から優しい仏様が出てきました。不思議な事に仏様というのは同じ仏様の注文が来ても同じ顔にならないのです。

次はどんな仏様が出て来てくれるか考えながら木から出していきます。

あけましておめでとうございます。

久しぶりの休養を頂きました。今年も宜しくお願いします。

前回の虚空蔵菩薩の顔をもう少し手直ししています。なかなか顔が決まりませんが。この上手くいかない事が大事です。どうしたら良いのか？考えるから上手くなるのだと思います。一生勉強の世界です

いよいよ細かい目や模様を入れて行きます

目を入れる時は、この様な小刀で目をいれて虚空蔵菩薩を木から出していきます。

レリーフの虚空蔵菩薩を木彫りで。次は台座との調整を確かめます。こんな感じで差し込むのです

だいたい調整は出来ているので、本体の細かい所を出していきます。顔の細かい部分は最後になりそうですね

木彫りの虚空蔵菩薩もだいぶ出て来てくれました。レリーフ仏は、立体ではないので少しの厚みで立体的に見せます。

横から見るとこんな感じです

そして顔の表情を出していきます。