次は彩色に入ります。
あまり、彩色はしないので緊張
彩色を入れました
顔の表情が、引き締まった様な気がします
そして、檀家様、住職様と記念写真!
無事納まってよかったです
木彫りの住職像が見事に鎮座しました。
水平も出ているので後は、椅子の方を完成させます。
彫刻の方も残り、あとわずかですね。
こうしてどんどん出来上がっていくのは木彫の醍醐味です
法主を作ります。
一度手に持たせてバランスを確認してみます
手に持っている様にしたいので細部を削っていきます
こんな感じでフサフサの感じを彫っていきます。
もう少し軽く見せたいのであと一息です
今度は住職像が載る台を作ります。
これがとても大変!
ちょうどいい大きさで尚かつ違和感のないように!
こんな感じで釘を使わないで組んでいきます。
本当に座っても大丈夫な椅子になります。
そして次は手にもつ法主ををつくっていきます。
自然に持ってもらえる様に作ります
これからは彫刻刀を持ち替えて仕上げの工程に入ります。
これがとても時間がかかります。刃物が切れてないと全然うまくいかないのです。
ここからは汚れない様にタオルでくるんで。
彫刻刀をもちかえて綺麗にしていきます。こうしてすこしづつ丁寧に、木から出していきます。
ここからは時間がかかるので根気よくやっていきます。なかなk奥が深いお仕事です
前回の像はだいぶ荒彫りができました。
そこからもうすこし細かい所を彫刻刀で彫りだしていきます
さすが木曽ヒノキ!質感も申し分がありません。
ここからは根気よく丁寧に彫り進めていくのが木彫。さっと彫って完成というわけにはいかないのです。
それが楽しいところでもあるんですけどね。
こういう像を彫りだしていると取材が沢山くるわけで、こんな感じで新聞に載りました。
こうやってみると気難しそうですが、そんな事は無いので気軽に話しかけて下さい
三重県 仏像販売や三重県 仏師などで検索してくれたのかどうかわからないのですか三重県のお寺様からメールで昔、1年前に見積もりが来ました。ただ僕は石川県金沢の仏師です。
そのときは、予約が入っていたので、予約が決まった場合はいつできるかわかりませんとお伝えしていました。
しかし、夏に行う仏像の予約が延期になり、この空いた時間をどうしようかなと考えていました。その2時間後に電話が!
前に問い合わせをしていただいた三重県のお寺様でした!これは仏様が三重県のお寺様の仕事をやりなさいといってるかの様な巡り合わせ!
今回は住職が正僧正という位に上がるので住職像を木彫りで作りたいというお話し。檀家様が寄付してくれるそうです。
そして、その像がここまでできています
だいぶ、貫禄が出てきました。
檀家様の思いや、お寺様の思い、そんな思いを私が受け継ぎ仏様を迎える事が私の仕事だと思っています。
そして、それに応えられる様に日々、精進していこうと思います。
これからも宜しくお願いします。
問い合わせはこちら
(メール)
(電話)
076 259 1336
彫っていてポーズや形が分からないくなると、こうして自分でポースをとって骨の感じ、筋肉の感じを参考にします。
今回は人の形なので、自分がいい参考の対象にになるわけです。うーん 難しい
だいぶ荒彫りも進んで、仕上げの段階に入ります。
顔もある程度、形を出して、バランスを見ていきます。ここからも神経を使います。今回は大きめなのでどれくらい時間がかかりますかね。
綺麗にする工程 仕上げに入ります。
その前に彫刻刀をヒノキの削りやすい角度に研ぎ直す必要があります。
これだけのノミは最低でも使うので、まずは研ぎから始まります。結構、奥の深い仕事です
<正僧正を迎える。仏師 坂上俊陽>
前回は荒彫りで形を出していきました。
今回は仕上げで形を大まかに出してそこから本仕上げををしていきます。
木曽ヒノキは彫刻刀が切れてないとうまく仕上げられない木材なので仏像彫刻をする上では彫刻刀を綺麗に研ぐ必要があります。
はじめて仏像彫刻をする方は楠木や桂などの木材から始めた方がいいかもしれませんね。
さあここから彫刻刀をもう一度研ぎ直していきますよ!
荒彫りもほぼ終わり、だいぶ雰囲気が出てきました。
正僧正とは実際にいるお坊さんが位についた時の名前です。
今回のお仕事は、まだいる方を彫りだすので、こういう仕事も難しい。
仏師というと仏様だけを迎えると思われますがこういう実際にいる方を彫りだす事もあります。仏様とは違いますが根本的な考えは同じです。お客様がどうしたら喜んでくれるか。そこから始まります。
荒彫りを進めていきます。
荒彫りはとても力を使う工程で振動も大きいので、近所に迷惑にならないように独立の一軒家の工房を必要とします。
金沢に引っ越してまず、この工房を探すのが大変でした。交通の便が良い所を借りれてよかった
かなりの木屑がでるので駐車場で荒彫りをしました。
駐車場は木屑だらけになります。
掃除が大変!今回は駐車場だったのでなんとか掃除は簡単でしたね。家の前をすれ違う人から?マークの顔をする方が沢山いましたねw
仏像の材料はは隣の県に仲良くさせてもらっている木材屋さんがいるので、そちらで仕入れに行っています。
金沢から高速でも1時間位です。僕の材料は国産のヒノキのなかで一番目の細かくて質感のいい木曽ヒノキを使います。
そういうことを知っているので、毎回、木曽ヒノキの良い木材を市場で買って来てくれます。
着きました。ここは全て国産なのがこだわりです。すごい木材の量です
ここからはしっかりと、仏像に使える木材を吟味する必要があります
題名の割に対した事無いですが、普通に紙に鉛筆で仏像の図案を描いています。
私の仕事はお客様の思いを形にすることなので、ここから仕事が始まると思っています。ですから、この段階でかなりの時間を費やして行くんです。お客様がどうしたら喜んでくれるかそこからか始まる仕事!それがもの作りというものだと思います。
あたりをつけてどんどん出して行きますよ
仏師 坂上俊陽 正僧正を迎える。
仏像ではないのですが、感覚としては木から迎えるのと同じ感覚です。こうして顔も出していくと形が出たので後は綺麗にしていきます。
ここからは丁寧にタオルで汚れないように。神聖なものとして扱います。
『お客様と迎える世界に一つの仏像』が海外、国内メディアで特集されました。
工房 仏師 坂上俊陽
<住所>
〒921-8021
石川県金沢市御影町5−26
工房見学は事前にご連絡ください。
製作動画チャンネル
月に三体限定 お守り仏
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